『ヒロイン失格』の坂口くんのコメント動画が面白すぎたので、ご本人に何だったのか聞いてみたら、「フォロワー4万ってそんなにいかないと思ってて、あんな風にしてみたんだけど、後で見たら自分で見てもおかしかった」だそうです。 #俺物語


そんな坂口くんも出ている鎌倉殿が今晩いよいよ八幡宮の階段。あと4話でしたっけ。寂しいけど真剣に見るよ。寂しいけど!!

たとえ主人がいなくなろうと
梅は春を忘れずに
咲いていて欲しい
そんな切なすぎる歌です

今まで占いが当たる積み重ねを話数かけてしっかり行った上で、実朝は今までと同じように「天命に逆らうな」を信頼して生きるのを諦めたのに、実際はババァがボケてましたという畜生の脚本

「太郎のわがまま」も実朝くんを止められなかった
その背中を押したのは「天命に逆らうな」の言葉だったのに、すでにその言葉にすら意味もなかった
残酷すぎる
残酷すぎるこれこそが天命

史実の公暁は実朝暗殺後は、実朝の首をずっと抱えていたといわれ、その逸話をそのままやると現在のコンプラ的に厳しいので頼朝父の髑髏で代用して匂わすのは三谷幸喜脚本上手いなぁと。

「私がそれを止めてみせる。あなたの思い通りにはさせない」
「面白い。受けて立とう」
小四郎がずっとなりたかった、でもなれなかった、もうとっくにどこかに置いてきた自分が、目の前に立っている
嬉しいよね

頼朝を喪い伊豆に帰ろうとした小四郎を引き止めたのは政子。頼朝亡き後も“鎌倉のために”と苦しい決断を何度も迫られ、父も旧友も手にかけ、もう引き返せぬところまで来た義時にとって、自分を道連れにした政子がここで伊豆に帰ることは断じて許せぬだろうよ……

小四郎、ここに至りまだ平六には自分の死を願ってほしくなかったと望んでる…声が震えている。
否定する平六、立ち去る時に
衿を

実朝の退場は勿論寂しいしやるせ無いのだけど、何度裏切っても最後は北条に寝返ってる平六が、義時が亡き者になることを望んでたということを思い知らされた義時が不憫でならない。それを憐れんでいい立場でないのが辛い。

公暁の訴えが実朝の血で読めなくなったというシーン。「源氏の血」が実朝が正当な三代目鎌倉殿であったという尊厳を守ったという描写、短い中で説明もないけど凄い演出だった。

「武士の名がない」というセリフ持ってくるの凄いなあ…
中世における「将軍跡継ぎになれない」ことの悲劇性を、現代人にも理解できる形に落とし込んでるのか…

本作の運慶に「迷いがなくなった」「つまらない男になった」「今のお前に興味はない」と言われるの、義時の人間性に対するこの上ないトドメだよ

「お前は俗物だ。だからお前の作るものは人の心を打つ」
運慶への義時のセリフ、
これは本当に、世の中の美術品や創作物すべてに対して、本当にこれだなと思う
聖人や超人などではない、人一倍強い欲を持つ人間が作るものからこそ、同じ欲を持つ人間が心を動かされる

父親の佐藤浩市と同じ、不意打ちで死ぬ時の表情がキレキレだな寛一郎。そして同じシチュエーション用意する三谷さんよ

「泣いているだけなら出て行かれよ」
「ご無事で何よりでございました」「仲章殿には災難でしたが自業自得、手間がひとつ省けました」
「良いお考えかと」
今日も絶好調な大江殿がもはや癒しです(何ひとつ癒される内容ではないのだが)
死んだ途端に仲章への敬称が戻ったのが特にツボです

千世ちゃん(本覚尼)は11歳で嫁ぎ、実朝くんに先立たれた時は26歳
事件翌日寿福寺で出家し、京都に戻って 遍照心院(大通寺)というお寺を開き、81歳で亡くなるまで夫の菩提を弔った
60年近い長い弔いの日々
お寺には実朝くんの等身大木像(よく歴史の教科書に載ってるやつ)もある

実朝の辞世「出でていなば主なき宿となりぬとも 軒端の梅よ春を忘るな」、菅原道真の「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」を念頭に置いていて、胸中にあったのが
「菅公と同じ讃岐守である泰時」だとすると文脈もここに極まれりだと思います。

紀行で分かったんだけど、
実朝様の首が行方不明になっていたってことは、
千世ちゃんが「ご遺体の手を握っておられる」ときも……
千世ちゃんは本当に強い女の子だ

史実だと実朝ととばっちり食らった仲章のアホ殺したあと、実朝の首持って三浦の所に戻る途中に八幡宮の裏で迎えの使者(建前)として来た長尾新六定景に斬首されるんだよな
画像:1984年(S59年)佐藤伝蔵作「長尾新六定景と公暁」

「我らは一心同体」って…、!!!( ゚д゚)ハッ!!!!
うわーー!そうか!それだ!!ずっと見えてたのに見えてなかったモヤモヤの正体!!
今夜ストンと腑に落ちた。
(今ごろ気づきました( ˙꒳​˙ก)ポリポリ)

「ならぬ。主の命がなければ人は殺せない、自ら死んではならない」
ねえええええそれ一言一句師匠の教えなんでしょトウちゃーーーーん!!!!!

単なる偶然とはいえ、
泰時くん(幼名:金剛)への淡い恋心を秘めていた実朝くんが供養されていて首塚もある寺社の名前が『金剛寺』なの運命的なものを感じてしまう。

(鎌倉絵)

仲章がムスカに見えて駄目 トウちゃんにひどい事したら許さないんだからね!特務の青二才が!

和田義盛どのと 実朝くん
うまい鹿鍋を
いっぱい 食べさせてもらってね