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監督はこの劇場版をヴァイオレットから皆に向ける手紙として構成しました。
「sincerely」(心から)から始まり「あいしてる」「ヴァイオレットエヴァーガーデン」とルビがでるのはそのためです。

海辺のシーンの収録時、石立監督からは「画面の動きは気にしないで演技をしてください、合わなければ描き直します」と指示がありました。
京都アニメーションはシーンに合わせてアフレコするより、演技を優先することで作品をより良いものに仕上げたのです。