「もうちょっと生きようぜ。楽しいこともあるぞ」36話での義盛の台詞です。皆さまにとってこのドラマが、明日への希望や活力になるよう願っています。義盛を愛して下さった皆さま、ありがとうございました。どうか最後まで小四郎の生き様を見届けてやってください。お願いいたします。

何の因果か、たまたま訪れた木曽で出会い、幼い頃に憧れた人 #巴御前 を演じる事が出来て光栄でした。
これからも巴のように、しなやかにこの世を生き抜いていきたいと思います。
ありがとうございました!
最終回まで見届けます。

#小四郎と太郎と
#鎌倉殿の13人
#トークショー
小栗:和田合戦後の義時の顔、「もうみんなに背を向けて誰も見てない瞬間にずっと一緒にいた和田への思いを溢れてもいいんじゃないか」と言った吉田監督の演出です

義時、本当は義盛を討ち取りたくなくて実朝に説得してもらおうとしたのに、あんな大勢の前で私たちは深い絆で結ばれてるなんて言われたら、討ち取るしかなくなちゃうよ。みんな義時を恨むけど、誰も義時の気持ちを理解しようとしてないんだよ。悲しいよ。主人公。

黒くなってからの小四郎は、誰をも受け入れぬ冷たい顔をしていた。たまに苦しい表情は見せても、それが役目だと言い聞かせるように仮面を保っていた。
それがどうだ。
勝負が決するその場に居られず、去っていく。
今にも泣き出しそうな顔で。
今さら優しい主人公に戻るの、ずるいよ。

何度見てもこのシーン、良すぎる……
神がかってる
綺麗事だけじゃ、世の中回せない、情を捨てないといけないけど、本当は心優しい情に熱い男だからこそこの涙……
魅力的な北条義時像を三谷さんと小栗旬が作り上げたな……。

サブタイトル「義盛、お前に罪はない」
罪があるのは義時であるように見える。
だが違う。
頼朝は決して一人の御家人に権力が集まるようにしなかった。
だが実朝は自ら望んで義盛を増長させた。
その結果義盛は一族や鎌倉や他の御家人を巻き添えに死んだ。
罪があるのは実朝、お前だ

ああ本当に…「義盛、お前に罪はない」実朝がこの言葉さえ発することがなければ…謀反を起こしておいて何ら反省することがないばかりか、自分が認められたとばかりに「皆!胸を張れ!」と和田殿が大声をあげてしまうことがなければ…(小四郎平六の目配せのタイミングがまさにそこで)

義時は闇に落ちたんじゃなくて、ある意味、正しく政治家になったんだと思う。鎌倉初期、まだ朝廷権威の高い時代、しかも武士が一つにまとまるというモデルがないなか、頼朝が見せた「欠片」だけをたよりに模索している以上、頼朝が行ってきた粛清を繰り返すしかなかったんだろう。
大江広元は、それを義時の政治的成長として見ているから、味方に付いているんだと思う。和田義盛は、よくもわるくも古い坂東武者タイプの代表で、そうした義時の政治的な意図を汲めなかったのも、粛清対象になった要因のひとつだったのだろう。
史実の実朝は、ドラマより政治的に義時に対抗しているように思える。おそらく和田義盛を味方にしようとしたのも、ドラマほど純粋な理由ではなかったハズ。でも、ドラマの「政治的ではない」実朝と義盛の、あの最期が見られて、本当に良かったと思っている。

見方を全く変えると、頼朝は公平にバランスのとれた御家人への態度だった
実朝は自分が贔屓した者を特別扱いするよう露骨に振る舞ってしまった
事務方トップである義時からすればあり得なかったということ
情のある実朝も、政の方向から見ると時政と似た危うさが漂うものなのね

愛しい、でも朝廷や奥州との火種になってしまった九郎が、首桶になり帰ってきて初めて、誰も見ていないただ一人の場で抱きしめ泣き叫べた頼朝のように、騙し討ちの形で殺した義盛の遺骸に背を向けて歩き慟哭する小四郎のあの顔を、誰も見ていないし、見られてはいけない。つらい。

妻が戦場に出るのを止めるのに、和田殿が「巴御前が出てきたら手柄を立てようとする奴らに囲まれちまうぞ」って言うところめちゃくちゃ好きだしずるいよ〜〜〜ってジタバタしました。女だからではなく、強くて名のある武将だから集中砲火されてしまうって本気で思ってるところがいいんだ

巴御前が最後に着ていたお召し物、これじゃないですか……これじゃないですか……

大江殿、推し(政子)に手を握られて生涯忘れませぬと言われたので防御力+90000000000、攻撃力+999999999999999999アップしました

和田合戦、明月記だと
・義時に挙兵伝えて和田さんの実朝くん確保を防いだのも
・裏切って御所の義時・実朝くん・政子を守ったのも
・最終的に和田さん軍打ち破ったのも
・裏切っといて一番駆けを主張して揉めたのも
・結果「あいつわけわからん」と藤原定家に書き残されたのも

実際の映像と宣材担当のカメラマンさんの撮影の角度が違うことはよくあるけど、この構図はかなり衝撃的ですね
下手するとドラマ本編より見てるこっちを抉ってくる
三者三様なんちゅー顔してるの…


(鎌倉絵)

(番外編)
和田殿のお手紙、巴に出会ったよ!とも書いてあるそうです。

息子氏が受験勉強の歴史に手こずっていて鎌倉~南北朝あたりがわからんと言うので、よしきた!と母愛蔵の漫画の数々を読ませたところ、想像以上にハマった息子氏「北条氏が好きになれないから歴史が頭に入ってこない」(ふりだしにもどる)